要約:認知症で人は変わるもの。振り込め詐欺の話も明日は我が身と心して聞け。
本文:
夢の話をしよう。
どちらかというと悪夢の部類に入る内容の夢である。
ここに至るまでの流れは忘れたが、話の流れでおもむろに母が不機嫌そうに言ってきた。
母「あのねえ、こっちはお金が足りなくて困ってるんだよ。」
私「ほう、何にそんなに使ってるの?」
母「ゲームに毎月6万円も課金してるんだよ。」
私「ハァァァァァ!?」
私はそれを聞いた瞬間、床に突っ伏して右手に持っていた箸をフローリングに突き立てた。
いやもちろん堅い床だから箸など突き刺さりはしないのだが。
私「開いた口が塞がらんとはこのことだ。
超お金持ちが月々6万もゲームに課金するならそれは結構なことですどうぞどうぞご勝手にってなるけど、ゲームに課金してお金が足らんけん金出せやってそれはあんまりだわ。」
と、母に対してくどくど説教をし始めたこの辺で目覚めた。
何だ、夢だったか。びっくりした。かなり焦った。毛色は違っても普通なら思いつきもしない、なかなかハードな悪夢であったのだ。
この、月6万というのがなかなかにリアルな設定だと感心してしまうのだ。
その前に続いていたであろう、夢のほのぼのとした日常生活パートは全く覚えていない。
だから、夢の中でなぜこの話のくだりに至ったかは定かではないが、わざわざ夢を覚えているということは、相当な衝撃を受けてその記憶が定着するからこそなのだと思う。
だからこそ私はこうして朝っぱらから、5時半頃のまだ暗いうちから起き出して、これをブログネタにするべく執筆をしているのである。
一応、実物の母の名誉のためにも言っておくと、確かに母は毎日のようにスマホゲーム(ラインのぷよぷよみたいなやつ)に余念がない人ではあるが、課金などはしていない。ましてや、課金し過ぎて金足らん、頂戴などとほざくゲス野郎ではないということだけは申し上げておきたい。
夢の中での母の発言があまりにも理不尽だったからこそ、あえて私はこうして記事に仕立てているわけだ。
とはいえ、この話の背景にはやはり気になる昨日の出来事が絡んでいるようにも思える。
そう、人はいつしか突然、変わってしまうのだ。
それは、認知症という恐るべき病によって。
これを私の脳裏に刻み込む、なかなか印象深いストーリーを昨日のテレビでやっていた。
掻い摘んで説明すると、じいさんが先立って残されたばあさんがボケたので犬を飼わせてみたら死んだじいさんの面影を見てかわいがり、自発的に散歩にまで行くようになって認知症も改善したという話。
SNSでほのぼのとした・・・
ほのぼのほのぼの
ここで突然!余談タイム爆誕!!
このほのぼのというタイピング、
HONOBONO
右手だけで打つわけだが、この動きをキーボード(iPadの画面上のキーボードだからのっぺりしているが)で打つと何だかピアニストにでもなったかのような運指でなんかいい。以上、すげえどうでもいい余談でした。
続けます。
SNSでほのぼのとした犬の散歩をする婆さんの動画がバズっているらしいとのことなのだ。
つまり私はこの話を単にいい話だなーと聞き流すのではなく、人はいずれボケてそれまでとは全くの別人のようになってしまうのだという事実を改めて認識したのだ。
つまり冒頭で挙げた、今までの母ならあり得ない、月6万もゲームに課金するなどという行為が、もしかすると認知症により現実のものとなる可能性を秘めているということにはたと気づいて愕然としたわけだ。
なるほどそれならあり得る話だ。
振り込め詐欺などで大金を振り込んでしまう老人のニュースが未だ後を絶たない。
今までは、金持ってる奴は持ってんなーと他人事のように聞き流していたが、認知症だったらそうした詐欺話に引っかかりやすくなるのは事実だろう。
そんな状態に、父母がなる、さらには自分自身がなってしまう恐れがあるということにも気付かせられた。
明日は我が身である。
初稿220319
投稿220403
今日のひとこと
◆◆◆フッター(定型文)◆◆◆
出来事は全て完璧なタイミングで、完璧な形で起きる。人生にとって必ず何かの意味がある。
私は、楽しいことしかしない。楽しいことにみんなを巻き込み、みんなと一緒に人生を楽しむ。
私は全ての人を潜在的顧客として丁重に扱う。いつの日か、私のブルーベリー農園に訪れてくれる大切な顧客になるかも知れないのだから。
◆山本星海SNS
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