物事を断定的に言う奴はバカだから話半分に聞き流せ

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#0226 農業戦争

起業

農業とは、博打である。

のるかそるか。

当たるも八卦、当たらぬも八卦。

うまくいけば一攫千金も夢ではないが、下手を打つとパアになる。

台風が直撃すると、見るも無残な惨状になることもある。

それに、敵も多い。

天候、雑草、虫、そして人間のライバル・・・。

敵となる時もあれば、味方となる場合もある。

変幻自在である。

農業は、迫り来る敵を撃破する、戦略ゲームである。

農業とは、虫との戦争である。

私もこれまで散々虫を殺しまくってきたので、相当虫に恨みを買っているだろう。

敵を見つけたら、躊躇なく殺す。それが戦争だ。

情け容赦などいらない。相手は虫であり、私の作物を脅かす曲者である。

殺さなければ、私のかわいい作物が殺されるのだ。

殺るか、殺られるかだ。

うまい具合に虫を殲滅できなければ、敵はあっという間に作物に群がり、容赦なく汁を吸い、葉をかじり、果実を食い尽くす。

しかし中には虫同士で殺し合いを繰り広げる者もいるので、人間側の損得でその者たちは害虫とか益虫などと呼ばれている。

農業とは、草との戦争である。

雑草は、敵である。

見つけ次第、どんな小さな雑草であろうと容赦なく引き抜き、太陽光線に晒し、絶命させる。さもなくば奴らは、強靭な生命力で瞬く間に成長し、種を飛ばして増殖し続ける。

草の種はどこからともなく飛来し、あっという間に蔓延る。

作物の成長を妨げて、土壌の栄養を吸い尽くし、高く伸びて作物の日照を妨げる。

静かな侵略者である。

人類が喜ばない類の草本類は多種多様であるが、総じて雑草という不名誉な名前で総称されている。

作物にも、雑草ほどのしぶとさ、力強さがあれば良いのになと、農業をやっていると思ったりする。

きゃつらは、ほんの僅かなコンクリートの隙間に種が落ちれば、やがて芽を出す。

きゃつらの成長は、人間の後押しなどとは無関係である。

知らん間に、放置していたらスイカがなっていた!!とかあったらいいじゃない。

うちの庭は毎年果実が繁茂してて、食費が浮いて助かりますわ!!とか全くの夢物語である。

大体、人間にとって有益な植物というのは、長い年月をかけて自然の植物を交配して人間が意図的に選別して種を作り出し、固定してきた人類の努力の賜物である。

だから、人間が手をかけるのをやめれば育たない。

仮に人類が絶滅したら彼らは自然淘汰で消滅するか、先祖返りをするなりして、元々あったあまり目立たない、そして自然界で逞しく生存していく生物群に還っていくであろう。

話を戻して、農業とは草との戦争である。

人間側の通常兵器は、万能破壊兵器「手」でむしる。引っこ抜く。手袋で手のダメージを防御する。

そう、草は草で、防御のために進化した奴がいる。

トゲで鉄壁の防御をする草、毒で動物の皮膚をかぶれさせる草、あるいは内部に毒を溜め込み、食われたらその動物もろとも道連れにする草さえもある。

対する人類は草刈り鎌、名前は分からんが土をほじくる尖ったやつ、果てはエンジン式の草刈機から除草剤という化学兵器まで投入して雑草と全面戦争するのである。

大規模農家は、害虫や雑草に対して除草剤で応戦する。「虫に厳しく、作物に優しい」などと謳った毒物が、ホームセンターでやすやすと手に入る。それでも、残留農薬などの問題があるため、一部の人間の間では無農薬栽培、減農薬栽培がもてはやされる。

とはいえ、無農薬で害虫や雑草と対峙するというのは至難の業、というか大規模農業では不可能。それこそ無菌室のような所で厳格に管理しなければほぼ不可避であろう。

そして、農業は育成ゲームであり、なおかつ戦略ゲームである。

様々な要素が複合的に絡み合い、効果的な戦略をもって進めた者、かつ強運の持ち主であってはじめて素晴らしい豊作という勝利を勝ち取れるのである。

日照はどの程度にすべきか?

これもバランスの問題で、日当たりが悪いと障害になる場合があり、日当たりが良過ぎるとそれはそれで弊害が生じる場合もある。

土壌をどのような配合で調整するか、酸性か中性かアルカリ性か。

育てる植物毎に適正な土壌は変わる。

水や肥料の与え方如何も植物の生育を左右する。

変数が膨大で、時として不可思議。

長年の経験と研ぎ澄まされた感覚、農業者のセンスある采配が求められる。

そうした迫り来る敵との戦いに打ち勝った暁には、お目当ての作物、果実が実る。

それを収穫するという金メダルが与えられるその時まで、農業者は日々この終わらない戦争を続けているのである。

単純そうでいて、その実奥が深い。

農業戦争、ハマるよ。

あなたも参戦してみるといい。

畑?そんなもんなくても大丈夫。

あなたの家に、窓はあるか?それなら大丈夫。あなたも農業戦争に参戦できる。

植木鉢と野菜の土とお好きな植物のタネをホームセンターで買うか、アマゾンでポチればいい。

その植木鉢があなたの戦場であり、あなたもすぐにこの博打であり、戦争であり、育成ゲームである魅惑の農業という世界に足を踏み入れることができるだろう。

あなたの戦果報告を期待している。

初稿220520

投稿220522

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今日のひとこと

幸運は、いつも他の誰かが持ってきてくれる

◆◆◆フッター(定型文)◆◆◆

出来事は全て完璧なタイミングで、完璧な形で起きる。人生にとって必ず何かの意味がある。

私は、楽しいことしかしない。楽しいことにみんなを巻き込み、みんなと一緒に人生を楽しむ。

私は全ての人を潜在的顧客として丁重に扱う。いつの日か、私のブルーベリー農園に訪れてくれる大切な顧客になるかも知れないのだから。

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山本 星海|note
起業家、ブロガー。20年勤めてきた会社を2022年に脱サラし、山にログハウスを建てて移り住み、ブルーベリー観光農園起業を志す39歳。楽しいことに、みんなを巻き込む!【楽しい人生をデザインする!】

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