要約:自らを把握し、自らを弁え、自らをマネージメントせよ。
本文:
ルンバをご存知だろうか?
円形のフォルムで自在に動き回る、お掃除ロボットである。
ルンバは自分に出来ることしかしない。
言われたらする、といえばそうなのだが、その実、ルンバがすることといえば、ルンバにできることだけなのだ。
例えば階段はルンバには掃除できない。できないことはやらない。どうしたって無理なものは無理だ。
自分にできないことは徹底的に排除してやらないのに対し、自分に出来ることは徹底的にする。
何度となく這い回り、綺麗にお掃除。
それでも、十分ではないかも知れない。
実際、ルンバでは取りきれない汚れが残ることもある。
しかしそれは、ルンバには不可能だったらから残っただけだ。
ルンバは自分の受け持ちを弁えている。
自分に出来ることを精一杯やり、自分の手に負えないことまでしようとはしない。
だが、ルンバはそれで良いのだ。
ルンバにできないことは、他の人がすれば良い。
自分に出来る範囲のことを精一杯こなすことで、十分社会の役に立つのだ。
人間でも同じことだ。
自分に出来ることと、できないことがある。
できたとしても、体力の限界が来ることもある。
ルンバも適度に休息を取る。
決して無理をしない。自分のスペックを弁えている。疲労度を弁えている。
蓄えられるゴミの量をきちんと把握している。
休む時は休み、充電が完了したらまた働き出す。
そのようにした方が、結果的に自分自身を適切にメンテナンスすることができ、長期的に社会に貢献できるのだ。
翻って、私たち人間はどうか?
私達は、自分のキャパシティが把握できているか?
疲労度が適切に把握できているか?
適切に疲労回復できているか?
明日も元気に活動できる、エネルギーを充填できているか?
不要な廃棄物を、体内に溜め込んでいないか?
自分のできる仕事に専念できているか?
さすがです、ルンバ先生。
多くのことを、あなたから学ばせていただきました。
お疲れ様。また頑張って掃除してくださいね。
初稿220622
投稿220626
今日のひとこと
◆◆◆フッター(定型文)◆◆◆
出来事は全て完璧なタイミングで、完璧な形で起きる。人生にとって必ず何かの意味がある。
私は、楽しいことしかしない。楽しいことにみんなを巻き込み、みんなと一緒に人生を楽しむ。
私は全ての人を潜在的顧客として丁重に扱う。いつの日か、私のブルーベリー農園に訪れてくれる大切な顧客になるかも知れないのだから。
◆山本星海SNS
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