私は、鳥取県の大山周辺に土地を購入し、自宅ログハウスのほか、3棟の事業用ログハウスを建ててレンタル事業、イベント事業などを展開しようと考えている。
そこで今回は、それら事業用建物を一度に、一斉建設するか、あるいは時期を分散して建設すべきかについて検討してみる。
分散建設:不調前提、懐疑的
一斉建設:好調前提、楽観的
・分散建設のメリット⑴
初期コスト(一回当たりの費用額)が少なくなること。
・分散建設のメリット⑵
まずは少ない投資と設備でテストマーケティングを行い、順調なら増築を、不調ならそれで終了とし、不調だった場合のトータルコストが抑えられる。
・分散建設のデメリット⑴
複数回、建設業者に来てもらうため余計なコストがかかり、トータルコストが増える
・分散建設のデメリット⑵
時期をどれくらいずらすかにもよるが、仮にレンタル事業が順調に軌道に乗った場合、設備不足により収益が少ない時期が発生する。
・一斉建設のメリット⑴
最初から全ての計画どおり設計、建築してしまうので最も早い段階から事業を最大限に展開。収益力が最も高い。(事業好調前提)
・一斉建設のメリット⑵
施工が最も短期間で済むのでトータル工費が最も安く済む。
・一斉建設のデメリット⑴
初期費用が最も多額。
・一斉建設のデメリット⑵
テストマーケティングをすっ飛ばしていきなり資金を投じてハード面を整備するので、事業が不調だった場合損失が大きい。
総評:今回検討してみて気付いたのは、要するに事業が好調と予測するか不調だった場合に備えるか、という違いである。
無論、事業が当たるだろうとの予測をするからこそ、多額の投資をするわけだ。
だから、最初から資金を注ぎ込み、利益を最大化したいという思いはある。
しかし、想定とは裏腹に、これから先の未来は何が起きるかわからない。
コロナ禍で世の中はすっかり変わってしまった。
このような大変革が、今後も起きるであろう。
テストマーケティングという観点からも、いきなり全部作るのではなく、多少トータルコストが増加したとしても、初期投資を抑えるというやり方には一定の合理性がある。
最終的には、どのような形状、状態の土地を入手できるかという不確定要素も相まってくるので、早急に結論の出せる話ではない。
両者の利点をうまい具合にいいとこ取りして、現実的に着地させるという運用も必要だろう。
だから、まず現段階ではこうした問題点の洗い出しができていればそれでいいのである。
初稿220907
投稿220907
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