要約:朝だけ釣れて、その後さっぱり。炭火タイ塩焼きはうまかった。
本文:
2022年9月30日金曜日、午前6時過ぎ。本日の釣り場は鳥取県境港市の中野港である。
狙いはキス。一応以前にも実績のある場所だ。
中野港の中でもかなり奥まった位置にあるこの釣り場。
すぐ西側に、ちょっとした河口がある。この河口からの流れ込みがあるので小魚が寄ってきやすいのだろう。
実際、この日の海面には小さなイワシらしき魚が群れを成して泳いでおり、時折海面を驚いたように飛び跳ねている。これまた小さなセイゴの集団が、イワシの群れを追い回しているのだ。
そんな中、片手で投げられるワンピースロッドに結んだキス仕掛けに砂虫エサをつけたものをちょい投げ。
ほどなくしてアタリが出る。割りかし小気味良い引き味。マダイである。しかし大きさは15cmほど。初っ端から2本バリを2本とも飲み込んでしまった食いしん坊なヤツ。喉から針を外したら弱ってしまったのでキープ。続けて小さなタイ、キスをそれぞれ追加。
今日はまあまあな釣果に恵まれるのではないかなと淡い期待を抱いたのも束の間、それを境にパッタリと食いが止まった。
午前7時を過ぎた。
釣り始めからぶっ込んだままにしておいた冷凍アジ1匹掛け仕掛けを巻き上げてみる。ペットボトル容器に水を入れたものに、道糸を巻きつけた手釣り用のセットだ。
重い。何かついているようだ。糸を手繰り寄せると足元にカサゴ的な顔のゴツい魚が現れた。30cm弱くらいはある。カサゴでもミノカサゴというふうではなく、オニカサゴとかそういう種類の魚に見えた。釣り上げるとすぐに、岩壁の縁に落ちた。そしてすぐバタついたかと思うと、ボチャンと水音を立てて海中へと消えて行ってしまった。なので、その正体はよくわからない。
どうやら、エサのアジに齧り付いていただけで、ハリが刺さっていたわけではないようだ。気を取り直して釣りを続ける。
投げ釣りの仕掛けが続け様に根掛かりする。オモリから下をロストした。
根掛かり軽減のため、1本バリにした。
投げ釣りに反応がないのに業を煮やして、ウキ釣り仕掛けを投入。前はこれでシロギスが釣れたのだ。
ウキ下を調節してエサが底近くを這うようにする。
ウキにもなかなか反応はない。
その後投げ釣りでさらにサイズダウンしたキスが釣れ、事実上の終了宣言。
日も高く登り、暑くてやってられない。11時過ぎ、遅過ぎる納竿の判断を下した。
夜。家で飯を食った後暗い中バーベキューコンロを庭に展開して炭火を起こした。
まだ蚊の出る季節なので、蚊取り線香も焚く。
炭火ができた。いい感じの熾火になった。網の上に、内臓とエラを除去しただけのマダイ2匹を乗せる。
マダイの皮がチリチリと焦げる。いい感じの炭火焼きである。
今宵はビールがうまい。のどごし生を2本空けた。この所酒に弱い。マダイを堪能して、その日はさっさと寝るしかなかったのだ。
鉄板も持っているがなかなか出番がないので、近所のスーパーでステーキ用の肉でも買ってきて炭火で焼いて食ってみたい。
初稿221001
投稿221001
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