知人から聞いた話。
人間は二足歩行動物だからそもそも腰にかなりの負担がかかっている。だから常に痛いのが当たり前。でもその痛みを常に感じ続けていると日常生活に支障をきたすから、脳が敢えてその痛覚信号を受け取らないようにする機能があるから、痛みを感じない。
それが加齢などの原因により痛覚信号を遮断する機能が低下するから、本来の腰の痛みを徐々に感じるようになってくるのだ、と言う話。
つまり、私が日常的に感じている腰痛は、もともとあったもので、今まではただその痛みを無かったことにしていただけなのだ。
ということらしい。妙に納得した。
とはいえホンマか??と疑ってネットで調べてみた。
するとどうやらこの話は本当らしく、学術的にも脳には本来感じる腰痛などの痛みを和らげる仕組みがあるのだそうだ。
すなわち腰からの痛みの信号が脳に伝わると脳からドーパミンを始めとする神経伝達物質が放出される。
このドーパミンが放出されると痛みの信号を脳に伝える経路が遮断されるのだ。
ゆえに、通常は腰痛があっても痛みが気にならなくなる、というわけだ。
ということは、腰痛を感じるということはそこではじめて腰に痛みの原因が生じたのではなく、ただ単にそれまで遮断していた痛みが漏れ出てくるようになったということだ。
ここまで話を聞いて、一つの疑問が浮かばないだろうか?
そもそも痛みというのは危険から身を守るための信号だ。それをドーパミンといういわばドラッグで無理やり止めるということが果たして腰にとって良いことなのだろうか?と。
たとえば気づかず手にトゲが刺さったとする。普通、チクッと鋭い痛みが走り、素早く危険物、例えばトゲだらけの植物でもあればそれから手を引っ込めるだろう。これが防御反応だ。
同様に腰痛を生じさせる原因が何なのかはわからないが、そもそも痛みを遮断してしまっていては、腰痛を生じさせる原因となるものを除去しようという行動ができないではないか!?それはむしろ危険なのではないだろうか?
ぐはあ。
気になって「腰痛 原因」でググったら、腰痛の85%は原因不明!!なのだそうだ。
でも人間は二足歩行。犬は四足歩行。犬の背骨は地面に対し平行だから腰椎に過度な負担がかからず、結果として腰痛にはならない。
人間は腰に内臓の大部分、とりわけ人間特有の発達した頭部の重みをも加えた上半身全体の重量が腰にかかるため、構造的に腰痛になることが宿命づけられているのだ。
つまり、腰痛の原因を除去したくば四足歩行せよ、ということだ!!
(^^)/無理!!
大丈夫だ、安心しろ。そんな人に朗報だ。根本的な腰痛改善方法がもう一つある。
(^^)/何だ!早く教えろください!!
( ´_ゝ`)いいか、二足歩行というのは直立した状態においては垂直方向から荷重を腰に受けるのに適している。反面、体を前傾姿勢にするなどして傾けると腰に負担がかかるのだ。
ゆえに、腰痛を発生させない方法その2!!
背骨を常に真っ直ぐに保ち続け、前傾姿勢を取らないことだ!!
ちょっとでも体を前に倒してはならない!!まるで腰から上を一本の棒にぐるぐる巻きに固定したかのような状態で、しかもその棒が常に重力と垂直の方向をキープして生活するのだ!!
これなら、4足歩行にならなくても腰痛は理論上、起こり得ないのだ。
(^^)/一瞬それならできるかもと思ったけど、全く前傾しちゃダメとかやっぱり無理!!!
結論:腰痛は人類の宿命なのだ。
初稿221123
投稿221201
今日のひとこと
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