時は過ぎていく。
待ったなしに過ぎていく。
季節は移り変わる。
春から夏へ。
夏から秋へ。
秋から冬へとまた季節が変わってゆく。
母なる地球は1日24時間で太陽の周りを1/365回転する。
これは正確には公転周期が365.2419日であるから、4年に1度、閏年があったりなかったりする。
地球の公転速度は29.78km/sである。
つまり、1秒で約30km進むという、猛烈なスピードで動いている乗り物に、我々は乗って太陽の周りの宇宙空間を周回しているのである。
これは時速に直すと107,208km/hである。マッハ107という、とんでもないスピードである。
この速度で1日=地球の自転周期=0.9973日=23.9352時間かけて移動する距離は、2,566,044kmである。
ちなみに地球の円周は40,075kmであるから、地球は24時間で地球円周の64倍の距離を進んでいることになる。
つまり地球は1年=365.2419日かけて太陽の周りの地球公転軌道937,226,786kmを回転しているということである。
地球上の全ての生命と、1年で約9億キロの旅をしているということだ。
こうして計算してみるまで、そんな旅を実際に自分がしているなんて実感も湧きはしない。
しかし、季節は移り変わり、時は確実に流れていくものなのだ。
1年の終わりを前に、そんな気持ちを持ってみたという話。
初稿221213
投稿221213
今日のひとこと
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