物事を断定的に言う奴はバカだから話半分に聞き流せ

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#0455 お金とは○○である

日記

皆さんは、お金って何?と聞かれて、答えられるだろうか?

タイトルクイズ!伏せ字に何が入るか考えながら読んでみてね。

お金とは硬貨という、硬くて丸い形の金属だったり、お札という、絵が印刷されているものだったりする。

お札はお堅い言葉では紙幣と呼び、硬貨と紙幣をひっくるめて貨幣あるいは通貨などと呼ぶ。

だったら、お金とは、貨幣のことか。

確かに、間違ってはいない。確かに現在のお金はそのようなものである。

または、通帳に印刷してある残高の数字だったりもする。

それも、間違いではない。通帳に印字された残高も、確かにお金である。

はたまた、スマホの画面上に映し出されるネット銀行の残高の数字だったり、ビットコインに代表される仮想通貨(暗号資産)だったり、クレジットカードの利用上限額だったり、ペイペイのアプリのチャージ残高だったりする。

この場合のお金は、情報(電子マネー)である。

確かにそれらの数字もお金だ。

ではお金とは、それら金属か、紙片か、はたまた数字なのか?

いや、実はそうではない。

それらはお金ではないのだ。

では、何なのか?

それらはあくまで現実世界で「見える」化したお金の、仮の姿でしかない。

例えば、あなたがお金だと思っているその紙切れ。

最終的にどうなるかご存知だろうか?

多くの人の手を介して、ボロボロに擦り切れたお札は、最終的に「日本銀行」へ戻ってくる。

日本のお札の正式名称「日本銀行券」からもわかるとおり、出所は日本銀行なのだ。

そして、その日本銀行において、破棄される。

裁断され、燃やされ、この世から消え去るのだ!

その一方で、新しいお札が「国立印刷局」で印刷され、また世の中に流通する。

あの紙切れが「お金」だとしたら、

裁断された時点でお金が消滅するのか?

あるいは国立印刷局で印刷された紙切れは、どの時点で「お金」になるのか?

元々はただの紙にインクが付いただけのものではないか?

まさか祈祷師が呪術で紙切れ、金属片に何やら神聖なパワーを授けているというのでもあるまい。

そして、今財布に入っているこれも、ただのインクの付いた紙なのではないか?

つまり、お金などこの世には存在しないのである。

お金なんて、ない。

大事なことだから、2度、言いましたよ?(みのもんた風に)

衝撃的過ぎる事実!

手塚治虫の言葉を借りれば「アッチョンブリケ」!!

(^^)/いや確かに!!ピノコのセリフはつまりは手塚治虫の言葉やけれども!!

何でせっかく漫画界の巨匠、手塚治虫から言葉を借りるのに、よりによってその言葉をチョイスした!?ヤマモっさんは昭和生まれなので、ちょいちょいこういう古い小ネタを挟みたがるのだ。

では、数字という答えはどうか?

お金とは、数字である。

この答えは・・・うーん、97点!惜しい!!

数字には、実態がない。

・・・という話をし出すと長くなるのでここでは触れない。

お金とは数字である、という回答は、限りなく正解に近いがちょっと違う、と私は思う。

確かに数字で表されるが、単なる数字とも違うのかな、と思っている。

先に挙げた、金属や紙、数字やデータなどは、単にお金を人間の目に見える形にしたものに過ぎないのである!

つまり、数字でさえないのだ!!

愕然たる事実!!

ここから言えることは、お金とは実態のないもの、

「概念」

であるということである。

( ´_`)まあ、数字も概念なんだけどね。

「これがお金だ!」と人々が認識した時、

その貝殻はお金と「みなされる」

その金属片はお金と「みなされる」

その数字はお金と「みなされる」

その紙切れはお金と「みなされる」

これは1万円札だ!と人々が認識するからこそ、

その紙切れは1万円分の「お金」になる。

逆に言えば、多くの人がそれをお金だと認識しなくなれば、もはや誰がどれだけ声高に主張しようとも、そのものにお金としての価値は無くなってしまうのである。

お金とは、ある種の信頼である、と言い換えてみてもいいかも知れない。

世界一のお金持ちが誰かは知らないが、ジェフ・ベゾスとかイーロン・マスクとか、ルイヴィトン率いるベルナール・アルノーとかその辺りだろう。

そんな超弩級の金持ちであっても、私に言わせれば

「お金など持っていない!みんながお金を持っていると

信じ込んでいるだけだ!!」

・・・何だか私アブナイ人になってきたみたい。

自覚はあるからセーフ(^^;)/ピシー《なんでやねん!!》

お金とは、人の頭の中にしかないのだ。

何かの形があるわけではない。形があるように見えているのは、人間にとって扱いやすくするためで、実は何でもいい。

昔は、貝殻がお金だった時代もあるし、金(ゴールド)がお金だった時代もある。

金(ゴールド)は、そのものに価値がある、と言う人もいるが、それさえも多くの人々の合意に過ぎず、ネコはそんな金属の塊になど目もくれず、それよりもマタタビあるいはカツオブシの方がはるかに価値が高いと思っている(はず)。

「価値」こそが概念であり、人によって違うものだ。

言ってみれば、お金は人間が「ある」と信じ込んでいる架空の存在、集団妄想、幻のようなものなのである。

仮想通貨なんて言い方もするが、そもそもお金自体が仮想のものなのだ。

日本円だって仮想のものでしかない。ただ、日本国という国家が日本円の信用性を担保しているに過ぎない。

その日本国家というものも、実際に存在するわけではなく、人々の概念上の産物でしかないのだ。

バックボーンが違うだけで、本質は幻想であることに変わりはない。

というわけで、お待ち金!!本日のタイトルクイズの正解を発表!

お金は「概念」である。

初稿210328

投稿230106

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今日のひとこと

世界で最も貴重な「自分自身」という存在を、自ら過小評価するというのは実に愚かしいことだとは思わないかね。

コメント

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