モノを売るのではない。
体験を売るのだ!!
モノを売ってもよいのだが、モノ単体だと単価が安い。
加えてモノだけなら誰が売っても同じだ。
・・・と言った端から待てよ、と考え直す。
もしかすると売る人によっては売れる価格に差が出るかも知れない。全く同じたい焼きでも汚いおっさんが売っているのとかわいい女の子が売っているのでは(おっさん目線では)価値がやっぱり違うのだ。
(^^;)/どんな例えやねん!!
いかに付加価値を上乗せして高い値段の商品にできるかが、自営業者の成功の秘訣である。
薄利多売というのはお客さんのためになるように見えて、長期的には双方にメリットがない。
お客さんは安く商品が手に入る。
安ければ安いほどよいというマインドになる。
ある店で安かったと満足したと思ったら今度はあっちのスーパーではもっと安売りしているだと!?安物買いの人々は安売りの店に群れることになる。
そうすると薄利多売の大資本がやっている大型マーケットで買えば事足りるという風になる。
そうなってしまえば、いくら安売り合戦を挑んだところで資本力の乏しい個人や零細企業に勝ち目はなく、敗退せざるを得ない。
だから、最初から安売り合戦の血みどろの戦場なんかに突っ込んでいってはならないのである。それはまさに自殺行為!!
ではどうするか?
高単価商品、高単価サービスで勝負するのである。
そう、持たざる者が安売りなどしてはならないのである。
もちろん程度問題だが客が離れない程度に高く、さりとてある程度利益が乗るように安過ぎることのない価格設定をしなければならない。
そうすれば安売り競争に巻き込まれないで済む。
そして、商品単体をモノとして提供する、物販では、確かにそれで儲けるビジネスモデルもあるが、市場価値がある程度決まっているような商品にそれ以上の値段を付けても売れないということになる。
だからこそ、そもそも値段がわからない商品を自ら作り出すことが商売の秘訣なのだ!!
値付けは経営である、とはどっかの経営者の名言である。
誰の言葉だったかは忘れたが・・・(^^;)/失礼!!
まさにその通り。
値付けに失敗すると商売に失敗すると言っても過言ではない。
むしろ最初から少々お高めに値付けしておくのがいいだろう。
後で値上げしてもいいのだが、それ相応の理由付けが必要だ。
もっとも、あまりにも高過ぎると売れないという問題も発生する。
その場合はちょいお得になるお値引きクーポンを配布する、期間限定セール(期間終了したらすぐに元に戻すよ!!)など、何が何でも元の値は死守するという対応策が必要になる。
商品そのものよりも、体験という目に見えない、形のない商品の方が、高い値がつけやすい。
いかに高い値段であっても、顧客がその価格に見合う価値があると判断すれば、買い手はみつかるだろう。
ここでは、単なる商品販売を、体験の販売にシフトする例を色々と考えてみる。
△ブルーベリーを売る
⇒〇ブルーベリー収穫体験を売る(ついでにブルーベリーも売る)
⇒〇ブルーベリーの育て方を教える。コーチ料を受け取る。客は自宅でブルーベリーが作れるようになる。
△野菜を売る
⇒〇野菜収穫体験を売る(ついでに野菜も売る)
△魚を売る
⇒〇釣りのやり方を教える。コーチ料を受け取る。客は自分で魚が釣れるようになる。
211208
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