およそ世の中のことは自分がやりたいこととやりたくないことの2通りがある。
そして、やるべきこととやらなくていいことの2通りがある。
これをマトリックス図に示したのが、冒頭の図である。
気付いて、手放す
これは一番の時間の無駄!でも実は往々にしてこの超どうでもいいことに人生の多くの時間を蝕まれている。それが、生きてて面白くない人である。
これをやり続けても、そもそもやりたくないことだから面白くない。
極力減らしていこう。
世の中にはやるべきことが多いように感じるが、実はそれはただの思い込みであって、本当にやるべきことなんてほとんどない。
人間が生きていくには実は最小限のリソースさえあればいいことを知ろう。
我々には欲がある。
世の中のマーケターはそのことを知悉した上でより多く、より高いものを購入させようと仕向けてくる。
そのカラクリがわかれば我々は無駄な消費行動に出ることはない。
これをやらないと生きていくうえで支障をきたす。
でも楽しくない。
楽しいと思えない。そんなこともある。
淡々と片付ける。徐々に減らす。
人に任せるというのも一案。何ができるか考えてみる価値はある。
やりたくないことは極力避ける。
でもやるべきだと判断したら、それは淡々とこなす。
やるべきかどうかをどうやって判断するか?
自分のやりたいことを達成するのに必要であれば、それはやるべきだ。
でも、目的自体が、自分のやりたいことでなかったら?
実は、やりたくないしやらなくていいものの可能性がある。
早めに気付いて対処しよう。
特に毎日の習慣としてやっているようなことは、削ると人生における無駄な時間が格段にカットできるので費用対効果が高い。
判断基準は常に自分の中に持っていなければならない。
自分はどうしたいのか?
自分はどんな人間になりたいのか?
自分の理想の将来像は?
これは常に念頭におき、探し求め、世の中の変化に従ってアップデートしていこう。
大変結構なことだ。
これが見つかれば、あとはそれをやるだけだ。
これを続けている人は苦労を苦労とも感じずとことんハマり、人生にやりがいを感じ、現実の世界でも成功者となる。
これは長時間やってても苦にならない。
それは当然だ。
自分がやりたくてやっているのだから。
自分がやりたいことで稼いでいる人の中には、仕事時間とそうでない時間のオンオフがはっきりと区別できていないという特徴がある。
休んでいるつもりでも、四六時中そのことについて考えてしまうから、オンとオフの区別が曖昧になって、気付いてみたら年中無休でそのことばかり考えていた、ということも起こり得る。
年中無休だなどと聞くと凡人サラリーマンなどは「休みも取れないなんて大変だなあ」などと思いがちだが、そうではない。
サラリーマンマインドでは、仕事は基本、イヤなことなのだ。やりたくもないが、金を稼ぐのに必要だからといって、イヤイヤながらやっている、というのが凡人サラリーマンの考え方だ。
やりたいことで稼いでいる人は、休んでいられないほど、休む時間も惜しいほどに、それに熱中しているということだ。
そして、生活のリズムに組み込まれているということだ。
これが、やりたいことで稼いで行ける、人生の最終到達点の境地であろう。
ただ、こいつが厄介なのは、何がこれに当たるかよく分からないという特徴を持っている点だ。
焦らず、探し求めよう。
つまり、お金にはならないけど好きでやっていること。
これはチャンスだ!
お金にならないといっても、それは今の時点での話だ。
もしかすると、それでお金が稼げるかも知れない。
それで実際にお金を稼いでいる人がいないか、稼げる方法がないか、調べてみよう。
自分が何をやりたいか、意外とこれを知らずに生きている人は多い。
何せ、人から教えてもらうものではない。自分で楽しいと思えるものだからだ。見つけよう。
これが自分の可能性を拡張してくれる。
これに時間が取れる人は豊かな人だ。
そしてそれを推し進めて、やがてやるべき(つまり稼げる)ことに昇華させていくのだ。
そうすれば、やりたいことを仕事にして生きる人生になる。
やりたいことを楽しんでやっていて、しかもお金も入ってくる。
まさに目指すべき人生像である。
初稿211225
投稿220108
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