要約:有給消化すればいいじゃん
本文:
所属部長から、「ご両親に退職時の有給消化を希望している旨をきちんと話してきなさい。君の身の引き方が決して良いとは思わん。君がこれまで築き上げてきた信頼に汚点を残すことになる」などと言われたので父母と話した結果が以下の文章のとおりである。
この文章を、所属部長にメールで送信する予定である。
◆◆◆
【有給消化について】
2022年3月2日の話し合いを受けて、早速我が家の食卓で、父母と話し合いをしました。
私が退職するにあたり、4月1日から6月1日まで40日間の有給取得と、3日間の夏季休暇を取得して6月6日に正式に辞めようと思うが、会社側が難色を示している。どう思うかを尋ねました。
父「自分には関係のない話だ」
母「会社は今でもそんな古い考え方なのか。権利はあるんだから取ればいい。うちの会社では40日間休んで辞める人もいる。会社に難色を示されるのは、6月ボーナスももらえるという点が絡んできているからなのではないか。」
父母の意見は概ねこのような内容でした。
続いて私見を述べておきます。
労働者の有給休暇取得の権利は労働基準法第39条で定められており、使用者は「有給休暇を与えなければならない」とされています。
有給取得に理由はいりません。無条件で付与される権利です。退職するからといって取得が認められないということはありません。
父母の意見に加えて、ネット上で種々情報収集する上で、従業員の有給消化は会社は拒否できない、とする見解が多く見られます。
よって、私の言い分は決して独りよがりのものではなく、法的にも社会的にも認められた労働者の権利行使の一環であると考えます。
今や、国も有給取得率向上を目標に掲げて(政府目標70%)使用者に罰則付きの有給取得5日を義務化しています。
有給取得率が高い会社と低い会社、どちらが企業イメージが良いでしょうか?
母が「会社の考え方は古い」と申したように、今の時代は有給を消化して当たり前、と考えます。
このような諸事情をご賢察いただき、何卒私の願いをお聞き届けいただきますようお願い申し上げます。
【引き継ぎについて】
私は所属部署での引き継ぎについては、最後の重要な責務と考えています。
4月に入ったら全く出社しないと頑なに考えているのではなく、任意ではありますがある程度柔軟にご対応したいと考えています。
4月以降も退職日(6月6日)までの間、ご要望に応じて電話でご説明したり、現場に出向くなどして後任者に引き継ぎをさせていただきたいと考えています。
退職日までは単に休暇を取っているに過ぎず、正社員の身分に変わりはありませんから、事務室内に出入りすることも特段の許可なく可能です。
総務にもよろしくお伝えください。この文章をそのまま転送していただいて差し支えありません。
以上です。よろしくお願いします。
◆◆◆
初稿220303
投稿220304
追記220304 本日2022年3月4日、上記の文章(実際とは若干異なるが大筋は同じ)をメールで部長に送信した。
どうなるか、向こうの出方が見ものだ。
こちらはあくまで権利主張は頑として譲らない姿勢だ。
しかし、退職時の有給消化というのはこんなにも難航するものなのか・・・。正直何かもうどうでも良くなってきた。
これにもさらに反撃してくる可能性がある。
今さら私も後には退けない。やれるところまでやってやるさ。
今日のひとこと
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