2022.8.2(火)、鳥取県西伯郡大山町大山、阿弥陀川の沢登りに行った。
目的地は阿弥陀滝とともに、まだ行ったことのない、阿弥陀滝の左側にある、方角でいうと南東方向にある雌雄の滝である。
午前7時、川床の駐車場に到着。流石に平日の7時となるとまだ誰の車もなく、私が一番乗りだ。計算どおり。
足元は市販の地下足袋に手製(手編み)のわらじ。といっても藁ではなくPP(ポリプロピレン)ロープで編んだものだ。編み方はYouTubeで検索した。
沢に入り、基本的には沢を登っていく。途中どうしても越えられない滝が2つあり、そこだけは巻き道(山道の迂回路)を歩く。
真新しい、誰かが草を刈り取った跡がある。有り難い。これで難なく巻道を通れる。
途中、綺麗なピンク色の花が咲いている。スマホレンズが低温と湿度で曇っていたため、霞がかったような写真だがこれはこれでいい。
序盤のやや水量のある滝。これでも、地図などには載っていない、名もなき滝である。
阿弥陀ゴルジュ。と私が勝手に命名した、大岩に挟まれた渓谷。
ダイナミックな見た目とは裏腹に、水の勢いはそれほど強くなく、水深も浅いので普通に歩いて渡れる。
この先に、阿弥陀川一番の難所と言える、丸太の滝が待ち受けている。
いつもはスルーしていた、阿弥陀滝とその横の雌雄滝への分岐点を過たず見つけた。
目印にケルン(目印のための石積み)を設置。石3、4個を積んだ程度のものであれば大水で自然に流されるし、あきらかな人の手で積み上げられたものなので目立ちやすい。
9:30、阿弥陀滝に到着。2時間半かかった。まあ、ゆっくり撮影とか休憩しながら来たのでそれくらいになるのだ。
水量があるかと思いきや、それほどでもない。
紅の豚の名言をもじった、
“水がねえ滝は、ただの崖だ”
という迷文句が思いついた。
デイパックに昨日スーパーで適当に買った饅頭を入れていたので阿弥陀滝を見ながらワイルドに食う。
こんな素晴らしい景色の中で食うと何でも美味いのだ。
欲を言えば、おにぎりくらい持って来ればよかった。
阿弥陀滝の右手にほぼ枯れた別の沢があり、登れそうである。ヤバそうなら即座に引き返すと決めてちょっと進んでみる。
100mも進まないうちに超弩級の岩が行手を阻んでいる。表面がツルツルなうえにかなりの急角度で両側にも捕まるものなし。万事休すでさっさと引き返した。
さて続いて雄滝である。阿弥陀滝との分かれ道を左に行く。今回初めて通る道だ。
あまり先行者がいないと見えて、草や木の新芽が伸び放題である。
行く手を阻むものだけを、持参の剪定バサミで切りながら進む。
着いた!これが雄滝である!!なかなかの迫力。
雌雄滝になっているとおり、雄滝のすぐ左手に雌滝っぽいものがある。しかし、水量は僅かである。
ひとしきり滝見物を堪能した後、ゆっくりと下山した。注意して降りていたが、ほんの少しの油断で着地にミスって転倒した。
幸いケガはなかったが、足の甲で着地したような形になってよろけて転んだ。
慢心は禁物である。
今日なども平日ではあったが沢登り客は何人か居たようで、駐車場には何台も車が停まっていた。
帰り着いたのが14時過ぎ。歩行時間7時間14分、距離9.94kmを記録していた。
帰ってから右足首をブユにやられていることが判明!沢登り中はしっかりガードされていた箇所なのだが・・・。
はたと思い当たるのは帰り道、沢から駐車場に至るまで、裸足にツッカケで200mばかり山道を歩いた。噛まれるとすればそのときだ。油断も隙もあったものではない。
これが今回の沢登りのGPS記録。
目的地近辺を拡大したもの。左(西)の④(4km)付近が阿弥陀滝、その右(南東)の⑤(5km)付近が雌雄滝である。
初稿220804
投稿220804
今日のひとこと
◆◆◆フッター(定型文)◆◆◆
出来事は全て完璧なタイミングで、完璧な形で起きる。人生にとって必ず何かの意味がある。
私は、楽しいことしかしない。楽しいことにみんなを巻き込み、みんなと一緒に人生を楽しむ。
私は全ての人を潜在的顧客として丁重に扱う。いつの日か、私のブルーベリー農園に訪れてくれる大切な顧客になるかも知れないのだから。
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