本文:
2018.08.01
以下、樺沢先生とライター森氏との会話調記事の要点抜き書きである。
ダラダラする時間は大事なんですよ。
①溜まった疲れをとるため。
②“何もしてない”ときにも脳は情報の整理をしています。
ダラダラすることで、アイデアが生まれます。たとえば会社でブレインストーミングをしても、いいアイデアが出てくるとは限らない。でも「出ないなー」と、お風呂に入って力を抜いているときなんかにパッと思いつく。
これは脳が、情報を整理してくれたおかげです。
余裕のない人にはいい発想はできませんね。
脳は、キャパシティの90%を視覚情報の処理で使っているといいます。つまり、スマホなどの視覚情報を酷使する娯楽は、ものすごく脳に負担をかけるということです。
ちょっとした休憩時間にスマホを触ってしまうと、本人は休んでるつもりでも、脳にとっては全く休息にならない。
視覚以外の五感への刺激が癒やしになります。たとえば音楽を聴くことや、お風呂にゆったりつかるのもいい。
ペットと3分ふれあうだけで、「オキシトシン」という、リラックス効果のある脳内物質が出るんです。
するとストレスが発散して、免疫力も高まり、睡眠も深まります。
読書はリラックス効果もあるので、おすすめです。視覚を使いますが、スマホと違って強い光が出ていないので刺激は弱い。
二度寝ってほとんど意味がないんですよ。
90分おきに深い眠りのサイクルがくるので、30分寝たとしても非常に中途半端。疲労回復効果は、睡眠の最初のほうでおこなわれますし。
目が覚めるということは、睡眠が足りている可能性が高いんです。それなら、目が覚めたときに、スパッと起きてしまった方がいい。
同じ30分眠るなら、昼の仮眠をするべきでしょう。NASAの研究では、26分間の仮眠で、認知能力が34%、注意力が54%向上したというデータもあります。
おすすめの「休日の過ごし方」
「普段は使ってないところを使う」こと。
たとえばデスクワークをしている人は運動をしたり、数字ばかり眺めている人は美術館でアート鑑賞をしたり。
のんびりする時間もあったほうがいいです。
初稿180801
投稿221115
今日のひとこと
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