その1
相手の過去を聞く。
大体の人は他人の過去とか興味ない。まあ、興味がある人もあるにはあるだろうが、それは聞く人が興味ある部分だけのことだ。
聞かれる側としても、聞かれたら話したい過去の話もあれば、あまりほじくり返されたくない過去だってあるだろう。そうしたことには触れないでおいて、できるだけ相手が喜んで話したがるような過去の話を聞き出してあげよう。
そして、その人の過去の話を知っている人間などというものは、この世の中にそう多くいるものでもないのだからこそ、自分の過去に興味を持って聞いてくれる人には心を開きやすい。
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この場合、掌握しているのは木製スプーンである。
その2
反対しない。否定しない。
ただ、どうしても同意はしたくないということも時にはあるだろう。
その場合は次のように言うとよい。
・そういう意見もあるんですね。
・それは一つの見方ですね。
・私は少し違う見解を持っています。
・それは、考え方によってはそうかも知れません。
・確かにその点は重要ですが、別の角度から見ると・・・
・それはいいアイデアですが、もう少し詳しく考える必要があるかも知れませんね。
しゃべる一方でなく、相手の話を聞く。相手がしゃべりやすい環境を整えてあげる。そういう人は稀だからこそ重宝される。結果的には人心を掌握することができるというわけだ。
![](https://yamatomo2021.com/wp-content/uploads/2023/04/1D7B2221-8BFE-464E-AD19-C3F7E0B51929-768x1024.jpeg)
この場合、掌握しているのはジャガイモの種芋である。
初稿230404
投稿230417
今日のひとこと
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